こんにちは。
6月の京風日本髪のおはなしは、結髪のお道具のことを少ししたいと思います。
結髪の部品も、作る人も材料も少なくなって、手に入れたくても入らなかったりするので、一時は自作をしないとという事で、手元にある部品をお手本にして作ったり、先生に聞いたり、紹介してもらったり、分けてもらったり、書籍を調べたりして、割れしのぶの部品を一式揃えたのが最初です。
基本は職人さんが作ってくれても、仕上げの部分は結髪師の方でするんです。
結構、油を使います。毛と油と櫛と格闘して出来上がると、大事に扱わないとと自然に思います。先生は、1本の毛も大事にしなさいと言われてましたよ。
今は職人さんに作ってもらってますが、最初は、鬢張りは市販のが硬くて大きくて使いにくいので、自主制作してました。何種類かのワイヤーを少しずつ変えては、いい硬さと長さを探し、先生に見てもらって何度も試して作ってました。
舞妓さんの髪型の一通り一式作ることになっているので、今度は部品の解説なども入れておはなししようかなと思います。では、次回はまだ決めてませんが、お楽しみに〜!