舞妓さん・芸妓さん

中秋の名月と花簪(はなかんざし)

こんにちは。
昨日は中秋の名月でしたね。
残念ながら見れてないのですが、今朝降っていた雨も上がり、昼からは天気も良くなるみたいなので、今夜の満月は見れそうですね。

お月見には、月見団子と一緒にススキを飾ります。ススキと一緒に秋の七草も飾る事もあるようですね。

ススキは8月の花簪。(旧暦では中秋の名月は8月15日)
そして、秋の七草には萩や桔梗があります。これらは9月の花簪です。

以前言っていた薄(ススキ)の見分け方。
他のお花では、小ぶりの花がたくさんついているのは年少舞妓さんに多く、大ぶりなお花は年長舞妓さんに多いのですが、薄は同じ形(たまに下がりの形もある)なので、どこで見分けるかというと、裏の色になります。
ピンクのが年少さん、水色やうす紫のが年長さんと言われています。(※絶対ではありません)

では、薄と桔梗の花簪を画像でご紹介いたします。
日本髪を飾る花簪はとっても可愛く季節感があり、楽しめるものです。
ちなみに、玉簪の青玉(翡翠)も今月で終わり、来月からは赤玉(珊瑚)になります。

今月は櫛祭があって、様々な日本髪が結われてました。
京都のお祭りでは、日本髪をよく見ることが出来るのでお勉強になりますね。

次回は、時代祭があるので、その様子をご紹介出来たらいいのですが。
では、また来月! お楽しみに〜

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